グライダー人間

学んだことをアウトプットするブログです

京大受験体験記

 自分は高3の引退まで部活を続けていました。部活は確かに辛くて勉強と完全に両立することは難しかったけど、それでも自分のメンタルを大きく成長させてくれました。とくに緊張しているなかで、実力を発揮する力は部活で養われたと思います。時間がないからという理由で安易に部活を辞めてしまうのは、逃げ癖がついてしまうし、精神的な強さを得るチャンスを逃してしまうと思います。今、部活を続けるかどうかで迷っている人は自信を持って部活を続けてほしいと思います。

 ここからは受験におけるアドバイスをいくつか紹介しようと思います。はじめに、これから本気で受験勉強を始めようという人は模試の判定は過度に気にする必要はないと思います。自分が志望校の判定で取った最高の判定は高校3年生の1月の最終模試でのB判定で、それまではずっとC判定か、D判定しか取ったことがありませんでした。さらに二次試験の模試でもここ数年の志望校の合格者最低点も越えたことがありませんでした。それでも本番ではしっかりと点を取って合格することができました。結局、本番で実力を発揮できるという力が大切で、途中の判定がどうであれ最後まで頑張ることが大事だと思います。

 次に、勉強時間はなんの自慢にもならないということです。「きょうは10何時間勉強したぜ」とか自慢する人がいますが、自分はそれを聞いてすごいと思ったことはありません。10何時間もずっと集中してやっているわけではないだろうし、自分自身を安心させるために言っているだけだろうと聞き流していました。実際自分は、センター後の二次試験の準備期間も朝は家でのんびりして、昼から塾に行って集中して勉強するという生活をしていました。その方が短い時間しかないという危機感の中で集中して勉強できると思ったからです。つまり量だけでなく質が大事だということです。

 三つ目に言っておきたいのが、ライバルをつくってほしいということです。自分の場合は同じ大学を目指す、同じ学校、同じ塾の友人がいました。その人とは仲の良い友達でありながらも、模試になるとお互いを意識していました。多分一度も負けたことはなかったと思うのですが、いつも追い付かれないように必死で勉強していました。時には教えあい、時には競い合うことでお互いを高め合うライバルがいるということは、受験において大きな利点になると思います。

 最後に、言い訳はしないということが大切だと思います。自分は今までの模試で少しのミスも無く答えることができたという経験は一度もありませんでした。センター試験や二次試験本番でも何個かもったいないミスをしました。確かにテストでケアレスミスをしたことを友達に言いたい気持ちは分かりますが、そんなことには全く意味がない、ミスを減らすことはできても、完全になくすことはできないと気づきました。「ミスをすることも実力の内にいれて、それでも合格できる点数を取れるように勉強しよう」という心持ち方をすることが大事だと思います。言い訳をしていてはそのような考えには至りません。つい、言い訳をしてしまっても、後からそんなことには意味がないと自分に言い聞かせることで少しずつ変わっていくと思います。

 自分は大学受験を通じて「自分が正しいと思ったことを実行できる人が成功する」ということを学びました。これから大学を目指すみなさんも、他人がどんなことをしていようと流されずに頑張ってほしいと思います。

f:id:aporin2401:20191206140926j:plain

大受験体験記